デザイン変更が、ビジネスの主要な評価尺度に与える実際の影響を知ることには価値があるが、多くの場合短期的な改善が焦点になってしまう。この短期的な展望は、定性テストでしか見つけることができない、もっと根本的な問題をないがしろにしてしまう。
異国のユーザは、名前や住所の入力欄、サイズや日付の表記方法、居住地域の製品基準に関する情報などに関して異なるニーズを有している。
Amazon.com の多数のデザイン要素が機能している主な理由は、それが世界最大規模で、最も成功しているeコマースサイトであるという理由が大きい。一般的なサイトは、Amazon.com のデザインを真似するべきではない。
周知のリスクをもたらすにもかかわらず、多くのウェブサイトが、酷いデザインのスクロールバーを使い続けている。結果として、お決まりの問題、不満いっぱいのユーザ、アクセシビリティへの挑戦、読者を持たないコンテンツが後を絶たないこととなる。
ユーザビリティの役目は、ユーザの行動をリサーチして、何が機能するのかを調べることだ。またユーザビリティは、ユーザの権利を守り、簡潔さを目標とするべきものでもある。どちらの見方にも意義があり、この 2 つの違いを理解しておかなければならない。
多くのユーザビリティ実務担当者は、ユーザテストの価値を最大限に生かしきれていない。レポートを体系的にアーカイブしていないからだ。イントラネットベースのユーザビリティ・アーカイブは、4つの実質的な利益をもたらすものである。
30万ワードにものぼるユーザビリティの記事は効果的だった。オンライン上のユーザインタフェース(UI)は、1995年当時と比べ格段によくなった。多くの予想や提言が現実となったが、Alertboxの見据える広域なビジョンは、認識されていると言うにはほど遠い。
近年、イントラネットのホームページには、基本的なレイアウトにのっとった似通ったものが多くなってきた。しかし、まったく同じに見えるイントラネットでも、機能やコンテンツが異なるために、そのユーザビリティは劇的に違うものになり得る。
ユーザは現在、検索の動作に対して明確な期待を持っている。その思考モデルに訴えるデザインでありながら、異なる動作を行うものは混乱を招く。
正式なレポートは、ユーザビリティ調査を記録するもっとも一般的な方法だ。しかし、略式のレポートの方が素早く作成でき、多くの場合よりよい選択だ。
ユーザビリティとは、製品・サービスのUIの、ユーザーにとってのわかりやすさ・操作しやすさの度合いのことです。
ユーティリティ(機能や性能)が高くても、使いにくいとユーザーが感じるようなものでは、その価値は下がってしまいます。
ユーザビリティの高いUIには、パターンやルールがあります。
ユーザー視点のフィードバックがユーザビリティを高めます。
UX(ユーザー体験、体験価値)とは、特定の製品・サービスの利用時・前後にユーザーの中で生じる知覚・反応のことです。
カスタマージャーニーマップ(CJM)は、ある目的を持つユーザーと特定の製品・サービスとのやりとりを視覚化したものです。
CJMの作成や分析には、必要な要素やコツがあります。
CJMを作成するには、UXを把握する調査が必要です。
ユーザビリティ評価も、UXを把握する調査も、その目的やタイミングによって適切な方法を選択する必要があります。