ユーザビリティガイドライン適合度の向上 ニールセン博士のAlertbox 2002年6月24日 この1年半で、定評あるユーザビリティ・ガイドラインへの平均適合度は4%向上した。このレベルで改善を続けていけば、2017年には、ガイドライン適合度90%の理想が達成できるだろう。
生存者効果によるバイアスを避ける ニールセン博士のAlertbox 2002年6月24日 ※ユーザビリティ・ガイドライン適合度の改善に関するJakob Nielsenのコラムへの補足記事 2002年中期eコマース・ユーザビリティ調査の対象サイトを選択する上で、私たちは2000年のレポートで…
駅におけるモード管理と自動改札機 黒須教授のユーザ工学講義 2002年6月17日 新幹線の駅には乗客を迷わせるところがある。それはモード管理に関する問題である。ローカルな駅を別にすると、新幹線の駅はたいてい在来線と一緒になっている。その場合、改札口には二通りのパターンがある。つまり…
冗長性の削減: デザイン上の判断における二度手間を減らす ニールセン博士のAlertbox 2002年6月9日 ある機能やハイパーテキストリンクが複数の形で提示されると、ユーザインタフェース(UI)は複雑になる。どちらでも同じことだとわかってくれるユーザはめったにいないから、同じ手間を繰り返したり、誤って同じページに2度訪問したりして、時間を浪費してしまうことが多い。
我慢強いユーザの罪 黒須教授のユーザ工学講義 2002年6月3日 人間社会を円滑に運用していくためには、皆が自己主張をしているだけでは駄目で、ある程度の妥協や調和を図っていかなければならない。しかし、だからといって妥協や調和をまず第一に考えるような姿勢、あるいは妥協…
複数拠点ユーザのサポート ニールセン博士のAlertbox 2002年5月26日 約半数のユーザは、複数の拠点からインターネットにアクセスしている。このことがサービスのデザインにおよぼす影響は少なくないはずだが、ユーザは1台のコンピュータにしがみついているという前提に立ったシステムは数多い。
言語のユニバーサルデザイン 黒須教授のユーザ工学講義 2002年5月20日 ユニバーサルデザインという言葉はかなり広まってきたが、どちらかというと障害者への対応と高齢者への対応が中心になっているように思う。しかし、ユニバーサルデザインという概念を「すべての人がそれなりに自分の…
ホームページユーザビリティの最重要ガイドライン10カ条 ニールセン博士のAlertbox 2002年5月12日 企業ホームページは、全世界に対する企業の顔であり、訪問ユーザの大部分にとっては出発点となる。ホームページを改善すれば、全体的なウェブサイトでのビジネス価値が倍増する。ホームページユーザビリティの主要ガイドラインに従う価値は充分にある。
視覚障害に対するユニバーサルユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 2002年5月8日 最近は障害者に対する配慮がいろいろな場面で徐々に浸透しはじめてきて、それはそれで結構なことだとは思っている。しかし、本当に役に立っているのかどうか分からないケースもある。その一つが視覚障害者に対する対…
高齢者のためのユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox 2002年4月28日 インターネットで生活が豊かになった高齢者は数多い。だが、ほとんどのウェブサイトはユーザビリティガイドラインに従っていないため、高齢者には使いにくい。高齢者にとって、現状のウェブサイトは非高齢者の2倍使いにくいものになっている。