複数拠点ユーザのサポート ニールセン博士のAlertbox 2002年5月26日 約半数のユーザは、複数の拠点からインターネットにアクセスしている。このことがサービスのデザインにおよぼす影響は少なくないはずだが、ユーザは1台のコンピュータにしがみついているという前提に立ったシステムは数多い。
言語のユニバーサルデザイン 黒須教授のユーザ工学講義 2002年5月20日 ユニバーサルデザインという言葉はかなり広まってきたが、どちらかというと障害者への対応と高齢者への対応が中心になっているように思う。しかし、ユニバーサルデザインという概念を「すべての人がそれなりに自分の…
ホームページユーザビリティの最重要ガイドライン10カ条 ニールセン博士のAlertbox 2002年5月12日 企業ホームページは、全世界に対する企業の顔であり、訪問ユーザの大部分にとっては出発点となる。ホームページを改善すれば、全体的なウェブサイトでのビジネス価値が倍増する。ホームページユーザビリティの主要ガイドラインに従う価値は充分にある。
視覚障害に対するユニバーサルユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 2002年5月8日 最近は障害者に対する配慮がいろいろな場面で徐々に浸透しはじめてきて、それはそれで結構なことだとは思っている。しかし、本当に役に立っているのかどうか分からないケースもある。その一つが視覚障害者に対する対…
高齢者のためのユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox 2002年4月28日 インターネットで生活が豊かになった高齢者は数多い。だが、ほとんどのウェブサイトはユーザビリティガイドラインに従っていないため、高齢者には使いにくい。高齢者にとって、現状のウェブサイトは非高齢者の2倍使いにくいものになっている。
生活にとって意味があるということ 黒須教授のユーザ工学講義 2002年4月22日 我々の生活における究極の目標を意味があること(meaningfulness)と考えたとき、それは何を意味するのだろう。まだ考えが十分煮詰まっているわけではないが、試行的にその概念構造を考えてみたい。 …
キッズコーナー: 子どものためのWebサイトユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox 2002年4月14日 子どもを対象にしたユーザビリティ調査の結果、込み入ったウェブサイトでは、彼らも成人と同様、立ち往生してしまうことがわかった。だが、成人と違って、子どもは広告をコンテンツとみてクリックする傾向がある。カラフルなデザインが好まれるが、テキストおよびナビゲーションにはシンプルなものが求められる。
ユーザビリティの究極の目標 黒須教授のユーザ工学講義 2002年4月8日 私がユーザビリティを研究の目標とするようになったのは、個人的な理由が大きい。自分があまりしっかりした記憶力をもっておらず、また問題解決能力も高くないことから、結構いろいろな機器の操作で悩むことがあった…
ヒューマン-コンピュータインタラクションのトップ研究機関 ニールセン博士のAlertbox 2002年3月31日 エリート企業の研究機関(ならびに、わずかな大学)のコア・グループがヒューマン-コンピュータインタラクションの分野を定義づけ、今日私たちが享受している使いやすさの大部分を確立した。大きな研究機関がなくなれば、HCI研究の未来は危機に瀕するだろう。
課題が達成できるということ 黒須教授のユーザ工学講義 2002年3月25日 ユーザビリティに関する一つの基準として、与えられた課題が達成できるかどうかを用いることがある。CIFやISO20282では、テストしたユーザのうち何パーセントが課題を達成できたかどうかを数値によって指…