広告収入に依存したウェブサイトは、近いうちに過去のものになるだろう。1年前に予想した通り、2001年にはサービスに対して課金するサイトが出始めてきた。ほとんどのサイトはまだ課金をうまく処理できていないが、2002年にかなり有望なのが、ヨーロッパでの2つの画期的プロジェクトだ。
ユビキタスコンピューティング(ubiquitous computing)、しいて日本語に訳すなら遍在(偏在ではない)型計算機環境が最近話題になっている。この概念は、もともとゼロックス社のPARKにいる…
DVDのデザイナーは、先行メディアでの教訓を有効に活用していない。コンピュータソフトウェア、インターネットのWebページはおろか、WAP端末からでさえ、何も学んでいないのだ。この結果、DVDのメニュー構造はますます複雑怪奇になり、より使いにくく、より不快で、より非効果的になっている。そろそろDVDのデザインも、Webデザインと同じように真面目に考え直すべき頃合だ。この分野では、ユーザーエクスペリエンス(UX)についての素養や配慮とともに、操作用部品や表示フォーマットの標準化が求められている。
行エディタという代物がエディタの主流だったのは、もうひと昔、ふた昔前のことになる。そこでは、たとえばテキストを訂正しようとすると、行番号を指定し、その中の位置を文字数または特定の文字列によって指定して…
2001年ベストのイントラネットは反復デザインと標準化されたナビゲーションに重点を置き、コラボレーション用ツールやコンテンツ管理システムを装備している。ユーザビリティの再デザインがうまくいくと、企業のイントラネット利用は平均で98%向上する。
このようなテーマについて講演をする機会があり、両者の関係について改めて考えてみた。ユニバーサルデザインには、その提唱者であるロン・メイスがまとめた7つの原則というものがある。ユニバーサルデザインの7原…
現在の一般的ウェブデザインでは、障碍を持たないユーザは、全盲もしくは視力の低い人に比べて3倍高いユーザビリティを体験している。ユーザビリティガイドラインに従えばこの問題をかなり改善でき、障碍を持つユーザがウェブサイトやイントラネットで行うタスクの効率を高めることができるだろう。
バッグの類が好きで、ビジネスバッグは数知れず、スーツケースは5つ、キャリーバッグは大小あわせて7つ、ウェストポーチやヒップバッグは合わせて20はいってるだろう。新しいバッグに出会うと、その材質や構造の…
ソフトのバグやシステムのクラッシュは、大幅な生産性の低下につながり、コンピュータの仕組みについてのユーザーのモデル形成を困難にする。機能性や最新のテクノロジーよりも品質と堅牢性に重点をおくことで、ウェブサイトのデザイナーはユーザーからの信頼を向上させることができるだろう。
ユーザビリティの認証には、ISO13407が考えているようなプロセス認証と、ISO20282が考えているような製品認証とがある。プロセス認証の方が根元的であり望ましいという考え方もあるが、製品認証にも…
ユーザビリティとは、製品・サービスのUIの、ユーザーにとってのわかりやすさ・操作しやすさの度合いのことです。
ユーティリティ(機能や性能)が高くても、使いにくいとユーザーが感じるようなものでは、その価値は下がってしまいます。
ユーザビリティの高いUIには、パターンやルールがあります。
ユーザー視点のフィードバックがユーザビリティを高めます。
UX(ユーザー体験、体験価値)とは、特定の製品・サービスの利用時・前後にユーザーの中で生じる知覚・反応のことです。
カスタマージャーニーマップ(CJM)は、ある目的を持つユーザーと特定の製品・サービスとのやりとりを視覚化したものです。
CJMの作成や分析には、必要な要素やコツがあります。
CJMを作成するには、UXを把握する調査が必要です。
ユーザビリティ評価も、UXを把握する調査も、その目的やタイミングによって適切な方法を選択する必要があります。