冗長性の削減: デザイン上の判断における二度手間を減らす ニールセン博士のAlertbox 2002年6月9日 ある機能やハイパーテキストリンクが複数の形で提示されると、ユーザインタフェース(UI)は複雑になる。どちらでも同じことだとわかってくれるユーザはめったにいないから、同じ手間を繰り返したり、誤って同じページに2度訪問したりして、時間を浪費してしまうことが多い。
我慢強いユーザの罪 黒須教授のユーザ工学講義 2002年6月3日 人間社会を円滑に運用していくためには、皆が自己主張をしているだけでは駄目で、ある程度の妥協や調和を図っていかなければならない。しかし、だからといって妥協や調和をまず第一に考えるような姿勢、あるいは妥協…
複数拠点ユーザのサポート ニールセン博士のAlertbox 2002年5月26日 約半数のユーザは、複数の拠点からインターネットにアクセスしている。このことがサービスのデザインにおよぼす影響は少なくないはずだが、ユーザは1台のコンピュータにしがみついているという前提に立ったシステムは数多い。
言語のユニバーサルデザイン 黒須教授のユーザ工学講義 2002年5月20日 ユニバーサルデザインという言葉はかなり広まってきたが、どちらかというと障害者への対応と高齢者への対応が中心になっているように思う。しかし、ユニバーサルデザインという概念を「すべての人がそれなりに自分の…
ホームページユーザビリティの最重要ガイドライン10カ条 ニールセン博士のAlertbox 2002年5月12日 企業ホームページは、全世界に対する企業の顔であり、訪問ユーザの大部分にとっては出発点となる。ホームページを改善すれば、全体的なウェブサイトでのビジネス価値が倍増する。ホームページユーザビリティの主要ガイドラインに従う価値は充分にある。
視覚障害に対するユニバーサルユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 2002年5月8日 最近は障害者に対する配慮がいろいろな場面で徐々に浸透しはじめてきて、それはそれで結構なことだとは思っている。しかし、本当に役に立っているのかどうか分からないケースもある。その一つが視覚障害者に対する対…
高齢者のためのユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox 2002年4月28日 インターネットで生活が豊かになった高齢者は数多い。だが、ほとんどのウェブサイトはユーザビリティガイドラインに従っていないため、高齢者には使いにくい。高齢者にとって、現状のウェブサイトは非高齢者の2倍使いにくいものになっている。
生活にとって意味があるということ 黒須教授のユーザ工学講義 2002年4月22日 我々の生活における究極の目標を意味があること(meaningfulness)と考えたとき、それは何を意味するのだろう。まだ考えが十分煮詰まっているわけではないが、試行的にその概念構造を考えてみたい。 …
キッズコーナー: 子どものためのWebサイトユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox 2002年4月14日 子どもを対象にしたユーザビリティ調査の結果、込み入ったウェブサイトでは、彼らも成人と同様、立ち往生してしまうことがわかった。だが、成人と違って、子どもは広告をコンテンツとみてクリックする傾向がある。カラフルなデザインが好まれるが、テキストおよびナビゲーションにはシンプルなものが求められる。
ユーザビリティの究極の目標 黒須教授のユーザ工学講義 2002年4月8日 私がユーザビリティを研究の目標とするようになったのは、個人的な理由が大きい。自分があまりしっかりした記憶力をもっておらず、また問題解決能力も高くないことから、結構いろいろな機器の操作で悩むことがあった…