物理的環境のインタラクティブ化 Alertbox 2002年8月5日 微小なモーターとセンサーを利用すれば、物理的オブジェクトをインタラクティブなものにできる。これはジェスチャーによるユーザインタフェース(UI)の復興にもつながるだろう。インタフェースデザインが、画面から物質界へとその舞台を移行させるにつれて、シンプルで使いやすいデザインへのニーズはさらに高まるばかりだ。
プログラミング言語の使いやすさ 黒須教授のユーザ工学講義 2002年7月29日 CGIプログラムを自分で書く必要がでてきたので、Perlの解説書を読み始めたら、プログラミング言語の使いやすさについて改めて考えさせられた。これまで10種類近くの言語を使ってきたことがあるが、新しい言…
ユーザビリティ専門家になるには Alertbox 2002年7月22日 ユーザビリティの道で成功を収めるには理論的知識もいくらかは必要だ。だが、大部分は思考能力と、ユーザをテストし調査した長年の経験がものを言う。経験を積む方法はただひとつ。今すぐ始めることだ。
電源まわりのユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 2002年7月15日 一般の家電品を使っているときにはACコンセントの使い方についてあまり不満を感じることはなかった。テレビや冷蔵庫、洗濯機、多機能電話などの常設機器については、壁面の適当な場所にコンセントがあれば、特に問…
ユーザ支援と娯楽要素 Alertbox 2002年7月7日 ユーザを引き込んで支援するようなデザインなら、楽しみも増え、ウェブサイトをさらに奥深く探索してみようという気になる。使いやすさが達成できたあかつきには、使うことをさらに楽しくするようなユーザビリティ手法も必要になるだろう。
テクニカルコミュニケーションの第四期 黒須教授のユーザ工学講義 2002年7月1日 テクニカルコミュニケーションという言葉は、これまで主にマニュアルや取り扱い説明書の作成に関して使われてきた。パソコンやワープロが市場に登場した時期に、その使い方のわかりにくさが問題となり、その問題を改…
ユーザビリティガイドライン適合度の向上 Alertbox 2002年6月24日 この1年半で、定評あるユーザビリティ・ガイドラインへの平均適合度は4%向上した。このレベルで改善を続けていけば、2017年には、ガイドライン適合度90%の理想が達成できるだろう。
生存者効果によるバイアスを避ける Alertbox 2002年6月24日 ※ユーザビリティ・ガイドライン適合度の改善に関するJakob Nielsenのコラムへの補足記事 2002年中期eコマース・ユーザビリティ調査の対象サイトを選択する上で、私たちは2000年のレポートで…
駅におけるモード管理と自動改札機 黒須教授のユーザ工学講義 2002年6月17日 新幹線の駅には乗客を迷わせるところがある。それはモード管理に関する問題である。ローカルな駅を別にすると、新幹線の駅はたいてい在来線と一緒になっている。その場合、改札口には二通りのパターンがある。つまり…
冗長性の削減: デザイン上の判断における二度手間を減らす Alertbox 2002年6月9日 ある機能やハイパーテキストリンクが複数の形で提示されると、ユーザインタフェース(UI)は複雑になる。どちらでも同じことだとわかってくれるユーザはめったにいないから、同じ手間を繰り返したり、誤って同じページに2度訪問したりして、時間を浪費してしまうことが多い。