ユニバーサルデザインとユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 2001年11月19日 このようなテーマについて講演をする機会があり、両者の関係について改めて考えてみた。ユニバーサルデザインには、その提唱者であるロン・メイスがまとめた7つの原則というものがある。ユニバーサルデザインの7原…
アクセシビリティを超えて: 障碍を持つユーザも対等に扱おう ニールセン博士のAlertbox 2001年11月11日 現在の一般的ウェブデザインでは、障碍を持たないユーザは、全盲もしくは視力の低い人に比べて3倍高いユーザビリティを体験している。ユーザビリティガイドラインに従えばこの問題をかなり改善でき、障碍を持つユーザがウェブサイトやイントラネットで行うタスクの効率を高めることができるだろう。
バッグのユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 2001年11月5日 バッグの類が好きで、ビジネスバッグは数知れず、スーツケースは5つ、キャリーバッグは大小あわせて7つ、ウェストポーチやヒップバッグは合わせて20はいってるだろう。新しいバッグに出会うと、その材質や構造の…
低品質なコードはユーザーの概念モデルを損なう ニールセン博士のAlertbox 2001年10月28日 ソフトのバグやシステムのクラッシュは、大幅な生産性の低下につながり、コンピュータの仕組みについてのユーザーのモデル形成を困難にする。機能性や最新のテクノロジーよりも品質と堅牢性に重点をおくことで、ウェブサイトのデザイナーはユーザーからの信頼を向上させることができるだろう。
ユーザビリティのマーキングシステム 黒須教授のユーザ工学講義 2001年10月22日 ユーザビリティの認証には、ISO13407が考えているようなプロセス認証と、ISO20282が考えているような製品認証とがある。プロセス認証の方が根元的であり望ましいという考え方もあるが、製品認証にも…
自家製Webサイトの終焉 ニールセン博士のAlertbox 2001年10月14日 ウェブサービスを利用すれば、個々のサイトデザイナーが共通の機能をプログラムしたりデザインしたりする必要はなくなるだろう。これはビジネスコストの削減、ユーザビリティの向上につながり、デザイナーは各サイトに固有の機能に集中して改善できるようになる。
ユニバーサルデザインの理想性と経済性 黒須教授のユーザ工学講義 2001年10月8日 ユニバーサルデザインという概念とバリアフリーという概念の違いがアピールされるようになり、徐々にユニバーサルデザインという概念の方が用いられるようになってきた。両者の違いは、たとえば、駅の階段に車いす専…
繰延べ式ハイパーテキスト: 先送りの満足感 ニールセン博士のAlertbox 2001年9月30日 情報を求めて完全なブラウジングセッションをナビゲートしていくのは、わずらわしくて、時間がかかる場合がある。モバイル機器では特にそうだ。それならば、繰延べ式のリクエストをかけておいて、情報は後からもらうことにしよう。SMSシステムの中にはこの方式を取り入れたものがある。
INTERNATIONAL UPA構想について 黒須教授のユーザ工学講義 2001年9月24日 まだまだ出発点の議論をしている話題なので、このコラムで取り上げるのもどうかという気がするのだが、ユーザビリティ関係者にとっては関心の深い話題だと思われるので、あえてご紹介することにする。 この話はイギ…
使えるモバイルデバイスの登場は間近 ニールセン博士のAlertbox 2001年9月16日 新しいモバイル機器やサービスは、昨年のモデルよりもずっと現実的かつ実用的になっている。モバイル機器の普及にも拍車がかかりそうだ。ユーザビリティとシンプルさをデザインすることがキーであり、特にクルマ市場では複雑性は危険につながりかねない。