企業における理論家の役割 黒須教授のユーザ工学講義 2016年8月25日 理論家は、企業活動においてはその生産活動に関与することが必要で、理論を実践に活かし、また実践での経験を理論に抽象化して欲しいと思う。ウェブ構築においても、実際にプロジェクトチームの活動に随時参加して、実践に組み込む必要があるだろう。
注目を求めるデザインパターン: “頼むから行かないで”ポップアップと“戻ってきて”タブ ニールセン博士のAlertbox 2016年8月19日 注目を集めようとする度合いが大きすぎるこの2つのWebサイトデザインパターンはエンゲージメントの促進を狙ったものだが、ユーザーのブラウザタブの利用方法とは相容れない。
自主調査:高速道路、最高速度120km/hへの期待と不安 定量アンケート調査 2016年8月10日 イード・日本自動車ユーザー研究所では、高速道路の最高速度が時速100kmから120kmに引き上げられることに対して、一般の自動車ユーザーはどのように感じているのか把握するため、自主調査を実施いたしました。
バーチャルリアリティのコンベンション・VRLA参加レポート 海外とのかけ橋 2016年8月9日 「VRLA」というバーチャルリアリティのコンベンションが、LAで8月5・6日の2日間、行われました。私は2日間参加してきたので、今回はいつもと趣向を変えて、簡単にレポートしてみたいと思います。
Webデザインにおける信頼性: 信用されるための4つの要素 ニールセン博士のAlertbox 2016年8月3日 Webサイトは、訪問者を顧客に変えるため、信頼を確立し、信用に足るものだと示す必要がある。その、ユーザーがWebで信頼性を判断する方法は、デザインのトレンドが変化しようともずっと変わっていない。
IAについて思うこと 黒須教授のユーザ工学講義 2016年7月28日 ユーザの知覚や認知を考慮してサイトデザインを行うことが僕的にはIAの中核だと思えるのだが、どうも巷に出回っている話にはそういうもの、たとえば心理学的なロジックからするとこれこれであると考えられます、といった話が少なすぎるように思う。
高齢ユーザへの接し方 黒須教授のユーザ工学講義 2016年7月21日 僕は、ラガードとなった高齢者の人達をICTの渦に巻き込むのは積極的にやるべきではないと思う。ICT利用でネガティブな経験をさせてしまうより、人的サービスを提供したり、従来のやり方で対応できるようにしてあげる方がよほど人間中心的ではないだろうか。
Webフォームのユーザビリティ: アドバイス・トップ10 ニールセン博士のAlertbox 2016年7月19日 確立されている(しかし、無視されることの多い)以下のガイドラインに従い、ユーザーがWebフォームをきちんと最後まで埋められるようにしよう。
UCDやHCDに関する製品・活動認定制度のあり方 黒須教授のユーザ工学講義 2016年7月14日 「HCDベストプラクティスアウォード2016」の最終審査会と表彰式が行われた。その時に疑問に思ったのは、そもそもUCDやHCDについて、最優秀賞とか優秀賞とか、順位づけをすることに意味があるのだろうか、という点である。
A/Bテストについて思うこと 黒須教授のユーザ工学講義 2016年7月12日 A/Bテストについて二つの観点から触れておきたい。一つは「A/Bテストに仮説検定は向かない」という考え方は不適切だということ。もう一つは「良い」方を選ぶことを繰り返すうちに、全体の整合性がとれなくなってしまうことが起こりうるということである。