サーベイ調査での人々の発言を真に受けてはいけない。ハイテク労働者に、どうしてその職にとどまっているのかを尋ねたところ、実際の要因とはかなりかけ離れた回答が返ってきた。
ユーザビリティの数値指標は、測定するのにお金がかかるだけでなく、デザイン上の判断に役立つ定性的洞察を集めるという目的の妨げにもなる。この妥協策としては、ユーザのタスク達成能力を測定するのがいいだろう。成功率は理解しやすく、ユーザビリティの総決算と考えることができる。
ユーザビリティムーブメントに敵対する人たちは、こう反論する。問題が起こるのは頭の悪いユーザに焦点を当てているからで、ほとんどのユーザは複雑でも大丈夫だ、と。現実には、頭のいいユーザですら、独特なデザインをナビゲートするより、自らのゴールを達成する方を優先するのだ。ウェブの利用が広まるにつれ、ユーザビリティ軽視のツケは拡大する一方だろう。
ユーザビリティという概念は、本来ユーザのためのものである。ユーザが機器やシステムの利用時に不便や不満を感じないようにすること、さらには利便性や満足感を感じられるようにすること、これがユーザビリティの目…
ユーザビリティの定量調査には定性調査(こちらの方がよい洞察が得られることが多い)の4倍のコストがかかるが、それだけの価値を発揮する場合もある。とりわけ、管理職の人々がデザインの進捗状況を追跡し、製品の出荷時期を判断する材料として役立つ点は重要だ。
パソコンのOSや基本アプリケーションの領域が今やマイクロソフトに実質的に支配されつつあるいることは、ここで改めて指摘するまでもないだろう。Windowsはもちろんのこと、WordやExcelやOutl…
ヨーロッパの携帯電話システムは、合衆国のものよりはるかに優れている。しかし、電話機は、モバイルインターネットのプラットフォームにはならないだろう。とすれば、ヨーロッパの先進性が、かえって本当のイノベーションの邪魔になる可能性もある。フランスのMinitelがそうだったように。
ウェブサイトでのサービスの無料提供は、持続可能なビジネスモデルとはいえない。同様に広告もウェブではうまくいかない。ほとんどのインターネット企業が今、利益を出そうとして対企業戦略に活路を求めているが、遠からぬうちに、個々の顧客を収入源として見直すようになるだろう。
ユーザビリティという概念は、実は人によって様々に使われており、私はそれを少なくとも三つの水準に区別できるのではないかと考えている。 一つの水準は、ユニバーサルデザインやアクセシビリティやバリアフリーの…
英国でのフィールド調査の後、ユーザの70%はWAPを使い続けるつもりはないと答えた。今のところ、サービスのデザインは貧弱で、タスク分析も十分できていない上、従来の非モバイルでのデザインガイドラインを濫用している。WAPのキラーアプリは、暇つぶしである。この先数年は、mコマースの実現は見込み薄だ。
ユーザビリティとは、製品・サービスのUIの、ユーザーにとってのわかりやすさ・操作しやすさの度合いのことです。
ユーティリティ(機能や性能)が高くても、使いにくいとユーザーが感じるようなものでは、その価値は下がってしまいます。
ユーザビリティの高いUIには、パターンやルールがあります。
ユーザー視点のフィードバックがユーザビリティを高めます。
UX(ユーザー体験、体験価値)とは、特定の製品・サービスの利用時・前後にユーザーの中で生じる知覚・反応のことです。
カスタマージャーニーマップ(CJM)は、ある目的を持つユーザーと特定の製品・サービスとのやりとりを視覚化したものです。
CJMの作成や分析には、必要な要素やコツがあります。
CJMを作成するには、UXを把握する調査が必要です。
ユーザビリティ評価も、UXを把握する調査も、その目的やタイミングによって適切な方法を選択する必要があります。