シナリオに乗せられる経験とユーザの主体性 黒須教授のユーザ工学講義 2020年12月14日 「ユーザの主体性を尊重するように設計しろ」は、ユーザビリティやUX原則の基本のひとつである。ここで話したいのは、人工物は、ユーザが自分の目標を、不自由を感じることなく設定することができ、そのための手段が適切に提供されている必要がある、という点である。
「テレワークで生産性が上がった」割合、4月と比べ10ポイント上昇テレワークに関する調査 2020年秋(1) 定量アンケート調査 2020年12月11日 イードは2020年4月に実施した「テレワークに関する調査」の第2弾を実施し、テレワークをめぐる環境や心境の変化を調べました。変化が見られた点、変化が見られなかった点をご紹介します。
ローソンのPB商品のデザインはユーザビリティの問題 黒須教授のユーザ工学講義 2020年12月1日 ローソンのPB商品のパッケージデザインの評判がよろしくない。どのような商品か分からないのだ。文字や写真などをグラフィックという観点からしか考えないグラフィックデザイナーには反省をしてもらいたい。また、反省をうながすべき立場や関係にいる人が、そういう点に着目して注意していない可能性もある。
コロナ禍での「住まいの価値」の変化と、今後の移住ニーズ働き方・住まい・移動に関する自主調査(4) 定量アンケート調査 2020年11月27日 Withコロナの状況下で、人々の働き方・住まい・移動・意識にどのような変化があったのかを探るため、イードは独自で調査を行いました。今回は「住まい」について考察します。
ユーザーテストで知見を最大化する方法: 段階的なユーザータスク ニールセン博士のAlertbox 2020年11月26日 ユーザーテストでは、興味のある領域にすぐに誘導するのではなく、幅広いタスクから始めると、状況に合った内容だけでなく、他にもたくさんのことを知ることができる。ユーザーを誘導するために利用できる、焦点を絞ったタスクを追加で準備しておこう。
「プロダクトオーナーの想い」を引き出す、新規事業を生み出すためのUXデザイン 実践HCD 2020年11月24日 毎年恒例、HCD-Net認定 人間中心設計専門家/スペシャリストへのインタビュー。2020年は、新規事業の創出支援をしている株式会社メンバーズの酒井 裕紀さんにお話を聞きました。
「設計」から「デザイン」へ 黒須教授のユーザ工学講義 2020年11月9日 デザインという言葉が日本に入ってきて、意匠と設計という意味が付与された。2つが対比的に使われ、デザイナーがプログラミングすると驚かれ、設計者が意匠について発言をすると越権行為とみなされる。これはおかしいのではないか、というのが筆者の実感である。
UXにおけるクリティカルインシデント法 ニールセン博士のAlertbox 2020年11月5日 クリティカルインシデント法とは、重要な出来事や行動についての気づきを、それを直接経験した人々に思い出してもらい、体系的に収集する調査手法である。
置き配のUX 黒須教授のユーザ工学講義 2020年11月4日 置き配は、消費者にとっては配達を待つ面倒がなく、配達員にとっては再配達の面倒がないという具合で、盗難があまりに頻繁に起きないようであれば、すべてのステークホルダーにとってありがたいシステムといえるのではないだろうか。