定性的ユーザビリティ調査の数値が信用できない理由 ニールセン博士のAlertbox 2021年10月26日 定性的なユーザビリティ調査は、ユーザー数が少なく、プロトコルにばらつきがあるため、調査から得られる数値の測定誤差が大きくなり、母集団の実際の行動・態度を十分に反映していない可能性がある。
地政学的HCI 黒須教授のユーザ工学講義 2021年10月19日 地政学(geopolitics)とは、地理的要素と政治との関係を扱い、生活体としての国家を動的に把握するもののようである。その程度の理解だったが、INTERACT 2021で“Geopolitical HCI”というワークショップが開かれると聞き、ちょっと興味をもった。
デスクトップでの左サイド垂直ナビゲーション: スケーラブル、レスポンシブ、流し読みしやすい ニールセン博士のAlertbox 2021年10月11日 垂直ナビゲーションは幅広いIAや拡大中のIAに適しているが、水平ナビゲーションよりもスペースを取る。このナビゲーションは、左揃えにして、キーワードを先に出し、すぐ目に入るようにしておこう。
リアルの世界とバーチャルの世界 黒須教授のユーザ工学講義 2021年10月5日 このコロナ禍で、縮退したリアルと、拡張したバーチャルとによって、現実感の喪失に陥ってしまった。リアルとバーチャルの比率が歪んでしまうと、自分が現実世界に生きているのかさえ信じられない気持ちになることがある。
国際的なユーザビリティテスト:必要な理由 ニールセン博士のAlertbox 2021年9月30日 さまざまな国でユーザーテストを実施することで、その文化特有のユーザビリティの問題を特定することができる。正確に、適切なタイミングでテストを行うことは、新しい市場での成功につながるだろう。
精神作業と疲労や集中力 黒須教授のユーザ工学講義 2021年9月13日 精神的作業を行う際、時間経過による集中力の低下を考慮し、経験値をもとにすれば、受動的場面では60分程度を、能動的場面でも最大で120分を限度とすべきだといえるだろう。
スティッキーヘッダー:より良くする5つの方法 ニールセン博士のAlertbox 2021年9月8日 固定ヘッダーが有益なのは、目立ちすぎず、コントラストが高く、アニメーションが最小限で、ユーザーのニーズに合っている場合である。
ユーザリサーチとUIデザインリサーチャーとデザイナーに必要とされる能力・技能・知識と、2つの職種の接点 黒須教授のユーザ工学講義 2021年9月2日 今回取り上げるのは、ユーザリサーチャーとUIデザイナーの関係である。必要とされるコンピタンスも異なる2つの職種だが、その接点はどのようにあるべきなのかを考えてみたい。
デザインが良いと思える理由 ニールセン博士のAlertbox 2021年8月23日 視覚的に美しいデザインとは、タイポグラフィが一貫していて、明確な階層があり、洗練されたカラーパレットが活用されていて、グリッドに沿って要素が配置されているものだ。
宅配食のUX 黒須教授のユーザ工学講義 2021年8月10日 我が家では、2021年5月の緊急事態宣言で、飲食店で酒が飲めなくなってから、宅配食を利用するようになった。要素的にUXを考えて見ると、宅配食というのは、まあトータルでそこそこ、というレベルにあると評価すべきなんだろう。