ニーズ志向とはいいながら 黒須教授のユーザ工学講義 2016年12月21日 短期的で小規模で、かつ既存の技術を利用して解決可能なことがらに対してはニーズ志向のアプローチは有効である。しかし、新しいシーズが、予想していなかったような形で潜在的ニーズを解消してくれることもある。
デザイン思考は強いチームを築く ニールセン博士のAlertbox 2016年12月19日 デザイン思考はイノベーションを促進するだけではなく、共通のボキャブラリー、生成物、信頼にもとづいたチーム文化を生み出すことで、チームを強くしてくれるのだ。
UCDと心理学の関係 黒須教授のユーザ工学講義 2016年12月12日 「HCDに役立つ心理学の常識」という講演で、ユーザビリティ関係の心理学とUX関係の心理学とを区別し、具体例を交えて詳しく説明するようにした。以下はHCDやUCDの関係者に知っておいてほしいと思っている事項である。
UCD関係者は難解さから逃げるな 黒須教授のユーザ工学講義 2016年12月9日 「人間中心設計の基礎」に対し、巷ではむつかしいという意見が結構あって、著者として驚いている。短絡的な結論として、今の読者はソフトな食事を好み、歯が丈夫ではなくなったんじゃないか、と考えるようになった。
ソーシャルメディアネイティブ: ソーシャルネットワークとともに成長する世代 ニールセン博士のAlertbox 2016年11月29日 ソーシャルメディアを利用することで、ミレニアル世代の友情や人間関係の考え方が変化してきている。こうした影響はUXデザインの判断がもたらす結果についての貴重なヒントとなる。
アメリカ大統領選がミレニアルズに残した爪痕 海外とのかけ橋 2016年11月28日 アメリカの大統領選に関連して様々な事態が起きています。ミレニアルズや、もっと若い世代に、今後どのような影響を及ぼすのでしょうか。
カスタマージャーニーマップは、いつどのように作るべきか ニールセン博士のAlertbox 2016年11月17日 カスタマージャーニーマップとは、物語と視覚化という2つの強力なツールを組み合わせることで、開発チームが顧客のニーズを理解して、対処できるようにしたものである。コンテキストやビジネスゴールによって、マップの取るかたちはさまざまだが、そこにはある決まった要素が一般に含まれている。また、根本になるガイドラインがあり、そうしたガイドラインに従うことで、もっともうまくいく。
「人の営みを深く見て、暮らしに根差した商品を作る」 LIXILの行動観察HCD-Net認定人間中心設計専門家の声: LIXIL 高久由香里さん 実践HCD 2016年11月15日 毎年恒例、HCD-Net認定人間中心設計専門家へのインタビュー。2016年は、LIXILで人間中心設計を推進する高久由香里さんに、暮らしにおける価値の創出をしていくための、行動観察と分析の実際についてお聞きしました。
ユーザビリティの問題はUXを阻害する 黒須教授のユーザ工学講義 2016年11月8日 ユーザビリティをがんばったからUXはよくなるだろうと考えるのはあまりに楽観的すぎる。また、ユーザビリティの問題を見落としたり、それを蔑ないがしろにすると、それらの問題点はユーザの経験において爆発し、その企業のCIに泥を塗ることにもなりかねないのだ。
デザイン思考の基礎 ニールセン博士のAlertbox 2016年11月1日 デザイン思考とは何か。なぜそれに関心を持つべきなのか。ここでは、その歴史と背景に加え、簡単な概要と、6段階のプロセス図を提供する。実践的なユーザー中心の考え方による問題解決型アプローチがイノベーションにつながり、イノベーションを起こせれば、差別化ができ、競争上の強みを作り出せるようになる。