ヒューリスティック評価でなくエキスパートレビューと呼ぼう 黒須教授のユーザ工学講義 2013年8月28日 ヒューリスティック原則を念頭においてユーザビリティに関する問題点を摘出しようとする方法がヒューリスティック評価である。評価者の経験にもとづいた、直感的洞察による問題発見という方法は、ヒューリスティック評価と呼ぶよりエキスパートレビューと言うべきではないか。
タブレットのユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox 2013年8月22日 タブレットのユーザビリティを脅かす最大の脅威は、フラットデザインと不適切に縮尺を変更されたデザインである。そしてその後には貧弱なジェスチャーとワークフローが続く。
Licklider-CSCWの研究を予見し、SNSの普及を示唆 黒須教授のユーザ工学講義 2013年8月19日 今回取り上げるのはLickliderによる“Man-Computer Symbiosis”(人間とコンピュータの共生)と、それに関連した論文である。UXデザイン関係者など、HCIに係わる人々が広く読んでおくべきものだ。
学会大会サイトのユーザビリティ 黒須教授のユーザ工学講義 2013年8月12日 今年(2013年)の夏と初秋に参加する(した)、二つの国際会議のウェブサイトがつかいにくく、苦労した。この二つを素材にして、学会サイトのユーザビリティについて書いてみる。
コミュニケーションデザインにおけるプロセス 黒須教授のユーザ工学講義 2013年8月7日 損害保険の書類のやりとりでは、インタラクションの回数や一回の記入量は会社によって異なる。それなのに、そのなかの一回の書類だけを評価するということで良いのだろうか。
タッチスクリーンの代替としての人体 ニールセン博士のAlertbox 2013年8月5日 自分の身体へのタッチはどこに触れているかを正確に感じ取れるが、これはどんな外部機器にも勝るフィードバックである。そのうえ、自分の身体を置き忘れることは決してない。
ビジネス志向が強すぎる危険性 黒須教授のユーザ工学講義 2013年7月29日 HCD活動にビジネス的な観点は重要なものではあるが、そこに過度にウェイトをかけるのではなく、生活や業務における意味性とユーザビリティを保証することを忘れてはならない。
UIが速すぎる場合 ニールセン博士のAlertbox 2013年7月22日 ユーザーは、変化が速すぎるものを見落とすことがある。また、気がついているときでも、画面上の変化する要素を、限られた時間内に理解するのはさらに難しい。
UXSG 2013にて 黒須教授のユーザ工学講義 2013年7月16日 6月末、シンガポールで開催されたUXSG 2013に参加してきた。その概要や、僕が関心を寄せた、Low Cheaw Hweiのキーノートについて紹介したい。
Webサイトを読むということ:そんなことも(時には)ある ニールセン博士のAlertbox 2013年7月8日 ウェブコンテンツによってユーザーが興味のあるセクションに集中できるようになれば、ユーザーはその記事を流し読みから実際に読むようになる。