ワークショップの意義と進め方 黒須教授のユーザ工学講義 2013年6月20日 ワークショップには、具体的な課題が無く、成果として何を作るかという共同意志が明確でないケースが多いことについての批判もある。安直なものにしないためには、適切なコンテクストの構築が必要だろう。
日本におけるHCI研究の特異性 黒須教授のユーザ工学講義 2013年6月17日 日本におけるHCI研究の特徴は、インタフェース技術関連が多い一方で、社会関連のものが圧倒的に欠落している点だ。日本の研究者は、もっと自分の周辺を見渡し、生活や社会における課題発掘に力を入れて行くべきではないか、と思われる。
Webユーザーとしての高齢者 ニールセン博士のAlertbox 2013年6月10日 65歳以上のユーザーは21~55歳のユーザーよりもWebサイトを利用するのに43%長く時間がかかる。この数値は過去の調査に比べると良くなってはいる。しかし、高齢のユーザーへの対応を改善するために、デザインは変わる必要がある。
人間中心設計の基礎、刊行 黒須教授のユーザ工学講義 2013年6月5日 『人間中心設計の基礎』が刊行された。HCDについて現時点でもっとも詳しい単行本だと思っているので、皆さんに是非ご一読いただきたい。
経験工学について 黒須教授のユーザ工学講義 2013年6月3日 人間の経験をより適切なものにするためのアプローチである「経験工学」という言葉について、まだ国内ではあまり話をしてこなかったので、ちょっと簡単に整理しておきたい。
新規のタスクと日常的なタスクのユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox 2013年5月27日 ウェブサイト上の反復型の行動はうまくいくことが多い。だが、ユーザーが何か新しいことを行おうとすると、往々にして失敗するのだ。
プロジェクトリーダーの資質 黒須教授のユーザ工学講義 2013年5月22日 プロジェクトリーダーというのは、苦労が多い割に報われないものかもしれない。そして、UXに関するプロジェクトのマネージメントは、一般的なもの以上に苦労する部分があるかもしれない。
離散的インタラクションと連続的インタラクション 黒須教授のユーザ工学講義 2013年5月20日 これまでのインタラクションの設計法や評価法は、やりとりの間に時間的な差がある、離散的なものを前提としていた。しかし、スマートホンの地図アプリのような、連続的なインタラクションのためには、設計法や評価法を新たに開発する必要があるだろう。
ユーザーのページネーション設定と「すべて表示」 ニールセン博士のAlertbox 2013年5月14日 リストが長いときにはデフォルトでページネーションをしてもいいだろう。しかし、ユーザーがリストのアイテムをすべて表示するように画面をカスタマイズしているなら、その設定を尊重しよう。
モノ、活動、状態の人間中心設計 黒須教授のユーザ工学講義 2013年5月9日 モノ、活動、状態が提供される対価として金銭の授受が発生する。このモノ、活動、状態ということについて、人間中心設計がどう取り組むべきかを考えてみたい。