ユーザビリティという概念は、実は人によって様々に使われており、私はそれを少なくとも三つの水準に区別できるのではないかと考えている。 一つの水準は、ユニバーサルデザインやアクセシビリティやバリアフリーの…
英国でのフィールド調査の後、ユーザの70%はWAPを使い続けるつもりはないと答えた。今のところ、サービスのデザインは貧弱で、タスク分析も十分できていない上、従来の非モバイルでのデザインガイドラインを濫用している。WAPのキラーアプリは、暇つぶしである。この先数年は、mコマースの実現は見込み薄だ。
ユーザビリティの問題は、今ではヒューマンインタフェースの分野の中心的課題となりつつある。ちなみに、ヒューマンインタフェースという言い方は日本では一般的だが、欧米ではHCIすなわちヒューマンコンピュータ…
複雑なパスワードをユーザに強制すればセキュリティが向上するというのは、コンピュータセキュリティの大嘘だ。現実生活では、覚えられないと思うものは書き残してしまうものだ。セキュリティを向上させようと思うなら、実際の人間行動に則したデザインにすることだ。
前回は、ISO13407の翻訳プロセスについて紹介したが、今回は、JIS化にともなうこれからの展開について考えてみたい。 ISO13407が通産省から各工業会に提示されたのは1998年の10月だったが…
ドロップダウンメニューは、有益であるよりも問題であることの方が多い。ウェブデザイナーがいくつかの異なった目的のために流用したために、混乱の元にもなっている。また、スクロールするメニューのせいで、ユーザがひと目で全オプションを見渡せない場合、ユーザビリティは低下する。
ISO13407は1999年6月に国際規格(IS)として成立した。それを受けて、ISO/TC159の日本側組織である人間工学会のJIS原案作成委員会第三分科会が、同年7月に、ISO13407を翻訳して…
マルチメディアはウェブの役割のひとつではあるが、現在のFlash技術は以下の3つの点でユーザビリティを損ねる傾向がある。まず、デザインがダメになる可能性が高い。また、ウェブの基本的なインタラクションスタイルからも逸脱している。さらに、本来ならサイトの核となる値打ちを高めるために利用すべき資源を無駄使いしてしまう。
新しい製品は人々の購買意欲をそそる。私もその例外ではなく、というかむしろ新しいものフリークとでもいうべき人間で、パソコン雑誌で新製品紹介を読んだり、店頭で新しい製品を見かけると、もう腹の中がうずうずし…
ウェブでは従来のマーケティングの向きを逆にしなくてはならない。企業が顧客に何かを知らせたいことがある時にメッセージが生まれるのではない。リクエストマーケティングでは、企業は、ユーザの望むメッセージだけを送るのだ。リクエストマーケティングは特にモバイルインターネットに向いている。そこでは、でしゃばりなメッセージは怒りを買うことになるからだ。
ユーザビリティとは、製品・サービスのUIの、ユーザーにとってのわかりやすさ・操作しやすさの度合いのことです。
ユーティリティ(機能や性能)が高くても、使いにくいとユーザーが感じるようなものでは、その価値は下がってしまいます。
ユーザビリティの高いUIには、パターンやルールがあります。
ユーザー視点のフィードバックがユーザビリティを高めます。
UX(ユーザー体験、体験価値)とは、特定の製品・サービスの利用時・前後にユーザーの中で生じる知覚・反応のことです。
カスタマージャーニーマップ(CJM)は、ある目的を持つユーザーと特定の製品・サービスとのやりとりを視覚化したものです。
CJMの作成や分析には、必要な要素やコツがあります。
CJMを作成するには、UXを把握する調査が必要です。
ユーザビリティ評価も、UXを把握する調査も、その目的やタイミングによって適切な方法を選択する必要があります。