モノ、活動、状態が提供される対価として金銭の授受が発生する。このモノ、活動、状態ということについて、人間中心設計がどう取り組むべきかを考えてみたい。
1980年代前半はプランド名による差異化だけを問題にしていたが、21世紀の現在は、ネットショッピングの商品検索機能により、目的遂行能力の高低が比較可能になった。その能力を重視する点では戦後に似ているが、ネットショッピング特有の問題も出てきた。
多様な調査という幅広い基盤から導き出されたユーザビリティ上の発見は、多数のユーザーを基盤にした要因が1つしかない発見よりも信頼性が高い。
HCDの立ち位置が、ユーザの味方から企業の味方に方向付けられるようになった。HCDが、ユーザと企業、両方の味方となる方向性を考えることは、社会の経済的発展と質的向上を目指す上で重要なことだ。
ライフスタイルの違いによる高齢者の多様性について理解するためには、高齢者の生活意識や生活状況について、もっとじっくりとした調査と考察が必要だと思う。
紙やネジなどの分野では規格による統一は望ましい。一方、HCDなどについては、それも一つの考え方と受け止めて、時には「ただし自分はこう考える」という能動的な姿勢で接することもアリだと思う。
UXの基礎となる仕事は完了した訳ではない。身近で、重要で、多くの人々があきらめているような問題を発掘し、対応する努力をすることが、結果的には経験の質を向上させることにつながる。
ネコ科動物ユーザーのためには特別な配慮が求められる。ネコの手に合わせた大きなタッチターゲット、途切れることのないアニメーション、しっかりと音でインストラクションしてあげることなどだ。
多少なりとも複雑な問題を検索によって解決することは、ほとんどのユーザーにはできない。可能ならば、彼らの労力はサポート力の高いユーザーインタフェースにリダイレクトするほうがよい。
ユーザビリティとは、製品・サービスのUIの、ユーザーにとってのわかりやすさ・操作しやすさの度合いのことです。
ユーティリティ(機能や性能)が高くても、使いにくいとユーザーが感じるようなものでは、その価値は下がってしまいます。
ユーザビリティの高いUIには、パターンやルールがあります。
ユーザー視点のフィードバックがユーザビリティを高めます。
UX(ユーザー体験、体験価値)とは、特定の製品・サービスの利用時・前後にユーザーの中で生じる知覚・反応のことです。
カスタマージャーニーマップ(CJM)は、ある目的を持つユーザーと特定の製品・サービスとのやりとりを視覚化したものです。
CJMの作成や分析には、必要な要素やコツがあります。
CJMを作成するには、UXを把握する調査が必要です。
ユーザビリティ評価も、UXを把握する調査も、その目的やタイミングによって適切な方法を選択する必要があります。