HD画面でのセリフ体 vs. サンセリフ体 ニールセン博士のAlertbox 2012年7月19日 ピクセル密度が220PPI以上あるそこそこ良いコンピュータ画面は、画面上のタイポグラフィに新しいユーザビリティガイドラインをもたらす。
ものづくりの三軸 - 意味性、品質、感性 黒須教授のユーザ工学講義 2012年7月12日 成熟製品は、その意味性が明確になっているので、機能と性能の水準が一定のレベルに到達したら、あとは価格競争に入るものと考えた方がいいが、多機能性などを追求しはじめると、意味性の欠落した機能を持った製品が多数出現してくることがある...
国別サイトの出来があまりにも悪い理由 ニールセン博士のAlertbox 2012年7月4日 多国籍企業がローカライズした国別サイトを制作すると、ユーザビリティが失われてしまうことは多い。現地の広告代理店がデザインするのが、見栄えはいいが、情報が伝わらないサイトだからである。
インドでも台湾でも同じだった 黒須教授のユーザ工学講義 2012年6月29日 「中国でのフィールドワーク講義体験」では中国の若い人たちの英語力の水準の高さと、新しい技術や考え方に対する強い関心とモチベーションを紹介した。そしてインドも、学会会場やホテルの敷地内はきちんとしているものの、一歩街中にでるとインド特有の混沌とした世界が広がっていた。ハングリー精神に基づいた強いモチベーションがありそうだ...
ユーザビリティ調査では何人でテストするのか ニールセン博士のAlertbox 2012年6月26日 例外を除くと、その答えは5人である。テスト参加者をもっと多く使うことに賛成する意見の大半は間違っている。しかし、中には、より大きな規模のほうがいいテストもあれば、小さいほうがいいものもある。
ユーザビリティは古くさくなったのか 黒須教授のユーザ工学講義 2012年6月25日 ユーザビリティとマーケティングは、ある程度の距離感を保つようにする必要があるのかもしれない。企業側のスタンスにたつマーケティングと、ユーザ側のスタンスにたつユーザビリティ活動とは、むしろ対極的な位置づけのものであることを再認識する必要がある...
再利用 vs. 最適化されたデザイン ニールセン博士のAlertbox 2012年6月12日 印刷物とオンライン、あるいは、デスクトップとモバイルのような分化したメディア間でのコンテンツやデザインの再利用は、費用はかからないが品質を低下させる。上質なUXに必要なのは、プラットフォームとの緊密な統合である。
一回経験と初回経験(初期経験) 黒須教授のユーザ工学講義 2012年6月7日 長期的なUXとその評価は重要だが、人工物には多様な種類があり、必ずしも長期的には利用しないものや、試しに使ってみて購入を決めるといった短期的な経験もある。したがって、そうした人工物や利用状況をきちんとデザインし評価することも重要である...
大型化するコンピュータ画面 ニールセン博士のAlertbox 2012年5月28日 ついに、かなり大型のモニターがデスクトップコンピュータの最も一般的なクラスとなり、ずっとウェブデザインの想定対象だった、解像度1024×768の地位を奪った。
電子ブックリーダーのインタフェース 黒須教授のユーザ工学講義 2012年5月23日 電子ブックとリーダーのユーザビリティについては、画面サイズの影響や読み方、ページめくり操作など、まだ十分に検討されていない部分も多いと考える。