オンボーディングチュートリアルかコンテキストヘルプか ニールセン博士のAlertbox 2023年6月21日 チュートリアルはユーザーの邪魔になり、必ずしもタスクのパフォーマンスを向上させるわけではなく、すぐに忘れられてしまう。コンテキストヘルプのシグナルを利用すればこうした落とし穴を避けることができるが、邪魔にならないようなやり方で起動する必要がある。
日記調査への参加者のより積極的な関与のための6つのコツ ニールセン博士のAlertbox 2023年6月14日 日記調査において、参加者に続けてもらい、質の高い回答を継続的に提供してもらうのは大変なことだ。ふさわしい参加者を採用し、適切な謝礼を与え、記録する回答項目をシンプルに保とう。
モバイルユーザーエクスペリエンスの現状 ニールセン博士のAlertbox 2023年6月9日 最初のiPhoneから15年が経ち、モバイルのユーザーエクスペリエンスの質は安定してきた。モバイル標準もできてきた一方、モバイルWebとネイティブアプリの区別はあいまいになりつつある。
ERMを日記に使おう 黒須教授のユーザ工学講義 2023年5月29日 ERMは日記法と親和性が高いと考えられる。サービスなどのユーザに、印象に残るエピソードと、その満足感などの評価を求めることは、ユーザの負担が軽く、長期間継続してもらいやすいと考えられるからだ。
拡張現実のユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox 2023年5月24日 モバイルアプリのAR機能は、ARに対応している商品の気づきにくさや探しにくさ、可視性の低い指示、あいまいなアイコンやシグニファイアなど、ユーザビリティの問題を抱えている。
説明可能なAI (XAI) 黒須教授のユーザ工学講義 2023年5月18日 XAIにはユーザへの説明を可能にすることでAIをユーザフレンドリにしようという側面もあり、AIのユーザビリティに関わる。XAIは使いやすいAIを目指すことで、人間とAIとの距離を縮めることに貢献するだろう。
人間中心的な人工知能(HCAI) (2) 黒須教授のユーザ工学講義 2023年5月16日 今回は、一連の論文や著書で活動的にHCAIを論じているシュナイダーマンと、最近HCAIに関する具体的なアプローチを提唱しているシューの考え方を紹介したい。
アクセシビリティを向上させる5つの視覚処理 ニールセン博士のAlertbox 2023年5月10日 アクセシブルなビジュアルをデザインするためには、色のコントラストを考慮すること、色だけに頼らないこと、インタラクティブな要素を識別しやすくすること、画像に対して役立つ代替テキストを提供すること、実際のユーザーでビジュアルをテストすること、が挙げられる。
反感を買うエラーメッセージのパターン ニールセン博士のAlertbox 2023年4月26日 早すぎるエラーメッセージや攻撃的なスタイルの入力欄、不必要に混乱させるシステムステータスメッセージは、無作法に感じられるし、タスクがシンプルであってもユーザーの認知負荷を高める。
人間中心的な人工知能(HCAI) (1) 黒須教授のユーザ工学講義 2023年4月18日 ここ数年注目されている潮流が、人間中心的な人工知能HCAI (Human Centered AI)である。今回は、システム制御に関する人間の位置を考える枠組みとしてのHITL、HOTL、HOOTLという概念の整理を行いたい。