ATMのボタン 黒須教授のユーザ工学講義 2010年9月28日 最近、金額や口座番号を入力するためのテンキー表示が、従来の配列ではなく、独特の配列になっていることがある。しかし、こうすることで、果たして、利便性と安全性のトレードオフにおいて、適切なデザインといえるだろうか疑問に思う。
子ども向けWebサイトデザイン時のユーザビリティ上の課題 ニールセン博士のAlertbox 2010年9月13日 3才から12才のユーザーを対象にした新たな調査で、年長の子どもたちは前回調査の時よりかなりウェブに習熟していることがわかった。一方、年少の子どもたちはいまだ多くの問題に直面している。子ども向けのデザインには異なる年齢層ごとにコンテンツを厳密に定める等、独特なアプローチが必要である。
電子書籍をユーザビリティの面から考える 黒須教授のユーザ工学講義 2010年9月5日 僕にとって、電子書籍は携帯できなければ意味がない。机の前に座ってモニタ画面で読書をするなら、紙の本で十分だ。したがって電子書籍としては、大きさと重さが非常にクリティカルな条件になると思っている。
立体映画や立体テレビの人間中心設計 黒須教授のユーザ工学講義 2010年9月5日 最近、立体映画が流行っている。またソニーなど各社も立体テレビを出すようになった。これで世の中は二次元から三次元の時代に突入か、という雰囲気ではあるが、僕の首は少し、いやかなり傾いてしまっている。
有名サイトのデザインをコピーすべきか ニールセン博士のAlertbox 2010年8月23日 成功しているWebサイトというのはユーザビリティに優れている場合が多い。しかし、平均的なサイトが背景の異なるサイトのデザイン要素をコピーしてしまうと、ビジネス上の損失になることもあり得る。
企業ブログ: トップページの構成 ニールセン博士のAlertbox 2010年8月9日 記事の要約を多数提示することによって、記事全文を提示するより、ユーザーを引きつけられる可能性は高い。記事全文を載せてしまうと、読者の興味を急速に失わせることになりかねないからである。
アプリケーション開発企業の姿勢を問う 黒須教授のユーザ工学講義 2010年7月30日 メジャーなメーカーのソフトが使いにくく、フリーウェアや安価な製品の方が使いやすいということを、メジャーなメーカー達は虚心に反省すべきだと思う。要するにユーザーエクスペリエンス(UX)などといいつつ、実はユーザの持っている本質的な要求に対応できていないのだ。
iPadとKindleでの読むスピード ニールセン博士のAlertbox 2010年7月2日 タブレット上の長いテキストの読まれ方について調査したところ、人々の読むスピードというのは以前よりも速くなっている。しかし、そのスピードも印刷物を読むときのものよりはまだ遅い。
Webサイトの応答時間 ニールセン博士のAlertbox 2010年6月21日 今日、ページのレンダリングが遅くなってしまうのは、サーバーの遅延や凝りすぎたページウィジェットが原因であることが多く、大きな画像のためではない。ユーザーが遅いサイトを嫌うことは相変わらずで、彼らは遠慮なくそれを言ってくる。