エキスパートユーザーでテストする ニールセン博士のAlertbox 2010年1月25日 熟練したユーザーを対象とするユーザビリティ調査は、初心者対象の調査よりも実施が難しく、改善できる点も少ないのが普通だ。それでも、エキスパートのパフォーマンスを改善することは、たいていの場合、努力する価値がある。
広告における虚像とネットにおける実像 黒須教授のユーザ工学講義 2010年1月19日 インターネットが登場し、日常的なメディアのひとつとなってきた現在、製品情報の提供の仕組みは本質的に変化した。 消費者は企業側や広告代理店側の一方的な意図に左右されていた製品情報だけでなく、「ほんとうの」情報を求めてネットにアクセスするようになった。
2010年 イントラネット・ベスト10 ニールセン博士のAlertbox 2010年1月4日 イントラネットのデザインは成熟しつつあり、従来からある機能の品質を改善し続けてきた成果があがりつつある。その一方で、モバイルからのアクセスや緊急時への備え、ユーザーや従業員参加型のコンテンツのような新しいトレンドも採用されてきている。
利用の時代から創出の時代へ 黒須教授のユーザ工学講義 2009年12月25日 問題発見の努力を米欧に任せ、その成果を輸入して利用するだけのただ乗り的な姿勢はないだろうか。独自の問題意識をもって活動ができているかどうかという点は、人間中心設計における重点の置き方にも関係してくる筈だ。問題を見いだし、それを概念化し、そのための方法論を構築する。そうした創出のアプローチがどんどん日本で出てくることに期待している。
ユーザビリティは誰にでも出来る ニールセン博士のAlertbox 2009年12月21日 ユーザビリティとは料理のようなものだ。皆が成果を必要とするが、ちょっとしたトレーニングをすれば誰にでもそれなりには出来る。しかし、美食家向けの料理を作り出すには熟練の手を必要とする。
短期記憶とWebユーザビリティ ニールセン博士のAlertbox 2009年12月7日 人間の脳はウェブサイトの閲覧で要求されることの多い抽象的思考やデータの記憶には最適化されていない。ユーザビリティのガイドラインの多くは認知的な限界によって決まってくる。
メディア消費の速度: テレビ vs. Web ニールセン博士のAlertbox 2009年11月24日 ウェブ上でのユーザーの意思決定の精度は非常に細かいが、それは、いつなんどきでも、自分のニーズを即座に満たしたいと考えているからである。コンテンツはこの迅速なペースに対応する必要がある。
アジャイルユーザーエクスペリエンスプロジェクト ニールセン博士のAlertbox 2009年11月4日 アジャイルプロジェクトはまだ十分にはユーザー主導になっていないが、最新の調査によれば、開発者の方が実際のところ、UX関係者よりもユーザーエクスペリエンス(UX)の重要な課題に対しては楽観的だった。
ソーシャルメディア向けの書き方: Facebook、Twitter、LinkedInで配信する企業コンテンツ ニールセン博士のAlertbox 2009年10月12日 ソーシャルネットワーク上のメッセージの、時間の経過にしたがって消えていくというシンプルさはユーザーに好評である。しかし、そこでの流し読みしにくい書き方や、頻繁すぎる投稿、企業側の自社の位置づけ方のまずさにユーザーはよくいらだっていた。
10の累乗: ユーザーエクスペリエンスにおける時間スケール ニールセン博士のAlertbox 2009年10月5日 ユーザーインタフェースのデザインには0.1秒から10年以上まで数多くの異なる時間枠があり、そこには各々、固有のユーザビリティの論点がある。