マスコミが報道する事例を鵜呑みにしてはいけない。マスコミにたくさん取り上げられるサイトは、サイトの多数派を代表するものではないことが多い。実際、それが取り上げられるのは、他と違うところがあるからなのだ…
インターネット専門家は、ネットを説明する時にテレビをメタファーに使うことが多い。その分析の多くでは「チャンネル」「ショー」「視聴率」といった言葉が目立つ。プッシュ技術や、ますます増加するマルチメディア…
ウェブ用のデザインは、従来のソフトウェアユーザインターフェイスのデザインとは違う。概ね、デザイナーが完全な主導権を握るのはあきらめるしかなく、UIについての責任も、ユーザやクライアント側のハード/ソフ…
※ウェブサイトの収穫逓増に関するJakob Nielsenのコラムへの補足記事 他のサイトから紹介で発生したトラフィック量は、Zipf分布にきわめてよく該当する。この図では、1997年の最初の3ヶ月間…
※ウェブサイトの収穫逓増に関するJakob Nielsenのコラムへの補足記事 Zipf曲線は、両軸を対数でとった図にプロットすると直線になる。この図はZipf分布になる300の要素による単純なデータ…
事業規模を2倍にすれば、多少なりとも2倍に近い価値が出せるのだろうか? 従来の産業では収穫逓減の原理が働いて、100%拡大しても、たとえば90%くらいの価値しか生み出せない。収穫逓増が支配するソフトウェアやその他の産業では、100%の拡大が、例えば150%の価値を生む。
他のほとんどの業界は収穫が逓減するのに、ソフトウェア業界では収穫が逓増するとよく言われる。ウェブはソフトウェアと現実世界の入り交じったところにある。はたして、収益は逓増するのだろうか、それとも逓減する…
初心者ユーザにとって、インターネットはまだまだ使いにくすぎる。WebTVのような特化した情報家電なら複雑さが軽減されるが、それでもユーザエラーというリスクはかなり残ったままだ。初心者ユーザの問題に関し…
ウェブ用の文章作法として重要なガイドラインは3つ。 簡潔に: 執筆するテキストの量は、紙出版の50%以下に抑えよう 流し読みに対応できる文章に: ユーザに、長い連続したテキストを読ませようとしてはいけ…
※ウェブ反応時間に関するコラムへの補足記事 以下の表は、望ましい反応時間を実現するために必要なページサイズの最大許容範囲を、各接続スピードごとに示したものである。 反応時間 1秒 反応時間 10秒 モ…
ユーザビリティとは、製品・サービスのUIの、ユーザーにとってのわかりやすさ・操作しやすさの度合いのことです。
ユーティリティ(機能や性能)が高くても、使いにくいとユーザーが感じるようなものでは、その価値は下がってしまいます。
ユーザビリティの高いUIには、パターンやルールがあります。
ユーザー視点のフィードバックがユーザビリティを高めます。
UX(ユーザー体験、体験価値)とは、特定の製品・サービスの利用時・前後にユーザーの中で生じる知覚・反応のことです。
カスタマージャーニーマップ(CJM)は、ある目的を持つユーザーと特定の製品・サービスとのやりとりを視覚化したものです。
CJMの作成や分析には、必要な要素やコツがあります。
CJMを作成するには、UXを把握する調査が必要です。
ユーザビリティ評価も、UXを把握する調査も、その目的やタイミングによって適切な方法を選択する必要があります。